SSブログ

病院と先生と看護師さんと④ [日記]

スポンサードリンク



“医者は神様じゃない。患者と同じ人間だ。”(『白い巨塔』里見先生の言葉。見たことがない方はごめんなさい。)なんて、名言がありましたね。
でも、わたしは神様のような医者はいると思っています。。

みーちゃんの7か月間の入院生活を診守り、看取ってくれたのは、3人の先生(担当医)でした。
一人は、主治医で、50代くらいの男性の先生。
もう一人は、30代半ばの可愛らしい女性の先生。
そしてもう一人は、30代前半の男性の新人先生。

今日は、神様のようだった、みーちゃんの主治医の思い出話をしたいと思います。
IMG1.jpg

主治医先生は、一年365日のうち364日は仕事をしているような人でした。
そのせいか、婚期が遠退いているようです(笑)
良くも悪くも、とても優しい先生でした。

すべてのことに対して、ポジティブな言葉を選び、丁寧に説明をしてくれました。
先生の言葉を聞くと、わたしたちは安心出来ました。
まさに、神の言葉です。

ただ、逆にいうと、言葉で厳しさを突きつけることはなく、故に覚悟がないまま、そのときになって、あたふたしてしまうことが多かったです。

みーちゃんと同じ症状だった、隣のベッドの子の主治医は、厳しいこともはっきりと伝えていたそうです。
その子のママは、その度に泣いていたそうですが、現状を理解し受け入れることで、時間を大切に使えたと言っていました。

どちらが良かったのかは、今でも分かりません。


でも、やはり、みーちゃんの主治医先生は、私たちの救世主でした。

わたしたちは、在宅看護に大きな不安を抱え、病院には長居出来ないという焦りもあり、悩みまくっていたころ、先生が言ってくれました。
“環境の準備、心の準備が完全に整うまで、退院させたりはしませんから、出来ることから少しずつやっていきましょいう。”と。

本当に気持ちが軽くなりました。
頑張ろうと思いました。


あの先生は、今もまだ、病院や患者さん中心の生活を送っているのでしょうか。
夜中の病院の廊下を、ブツブツ独り言を言いながら歩いているのでしょうか。
(パパが見かけたそうです。仕事の段取りなど、一人でブツブツ言ってたから、声をかけられなかったと(笑))
私たちには神様のようだった先生が、女神に出逢えてたらいいです(笑)




スポンサードリンク



follow us in feedly

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。